※ペンネーム五十音順・敬称略
※奨励賞は第13回の選考過程で特別に設けられた賞です。賞金は10万円となります。
※奨励賞は第13回の選考過程で特別に設けられた賞です。賞金は10万円となります。
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まずは、今回から新たに青年マンガ部門が新設されたことは、非常に喜ばしいことであると思っています。ですが、3部門すべてでグランプリに該当する作品がなかったことは非常に残念なことです。各コミック誌別新人賞からのエントリーもあり、受賞作品の“キャラクター作り”や、“作画力”については確実にレベルアップしています。しかし、“最近の流行”を追うことで、作品が小さくまとまってしまう傾向がいまだに感じられます。「電撃らしい作品を求められるからこれでいい」というのではなく、それを踏まえて自分の個性を作品に表現してほしい。受賞作と落選作の差はそこにあります。
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今回で2回目の参加となりました電撃コミックグランプリ少年マンガ部門の選考ですが、応募作品の傾向としては、前回以上に作画のクオリティも高く、話もまとまっていて、読み手としては非常に読みやすいと感じました。しかし、逆をいえば「これは!」と目を見張るようなインパクトのある作品が少なく、昨年と比べてしまうとパワーダウンした印象です。準グランプリとして選んだ『青紋の暴食者』も、技術面では充分にプロとして活躍できる完成度でしたが、誰にもない強い個性をもっと込められていればグランプリだったかもしれません。
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![]() とある秘密を持つ少年・青磁はある日、オカルト好きの幼なじみの薫の前で四凶(しきょう)という怪物に興味を示す。そんな青磁を前に盛り上がる薫だったが、その夜、四凶の一角である窮奇(きゅうき)に襲われて……。 画力については申し分なく今回の選考作の中で一番上手だと思います。ただ、もっと大胆さが欲しかった。コマ割り、キャラの造形にもっと個性が加われば、グランプリに選ばれてもおかしくなかったと思います。 |
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![]() クラスメイトだが特に接点もなく、会話を交わすこともなかった上園くんと九々山さん。2人はある日、お互いが密かに漫画を描いていることを知り意気投合、一緒に同人誌を作り始めることになったのだが――。 選考作を読んで、あえて自分が演出したい作品を選ぶならこの作品だと思いました。キャラクターの表情がよく、感情が読み手に伝わりやすいところが好印象です。 |
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![]() エッチな気持ちになると無性に絵が描きたくなってしまう少年・彩人は、幼なじみの香奈に心配されながら高校生活を送っていた。そんなある日、彩人の描いた絵が著名な映画監督の目に留まって――。 非常に個性的で強く印象に残る作品でした。ネームに冗長な部分も多く、作品としての課題点は残るのですが、独特なアイディアと着眼点が異彩を放っていました。好き嫌いが二分しそうなテーマでしたが、作品全体に漂う不思議な味わいが面白く、今後の作品が楽しみです。 |
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最終選考に残った4作品はいずれもレベルが高く、力量を感じました。テーマ選びにそれぞれの個性が出ていて、いずれも自分の描きたいものがはっきり表現されている点は素晴らしいです。ですがその分、読者を意識したというよりは独りよがりな印象を与えてしまう点も否めません。電撃の少女マンガというフィールドへの意識、読者を楽しませたいという意識がもっと感じられれば、準グランプリ以下の3作品ももっと高評価に繋がったと思います。未だグランプリ選出の出ない少女マンガ部門ですが、年々応募作のレベルは上がっています。次回、第14回応募作に期待しています。
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![]() ヘアアーティストを夢見る蛍と、その双子の片割れである楓。しかし、養成学校に合格したのは楓だけ。学校に未練がある蛍はふとしたきっかけで養成学校に潜り込んでしまう。そこで楓と間違えられてしまうのだが――。 明るく罪のない作品で楽しく読むことができました。作中での登場人物たちの配置が巧妙で、読み手をこの学園の中にいたいと思わせるような雰囲気がよく出ていたと思います。今後の作品に期待したいですね。 |
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![]() ここは地上で生きていたモノたちの魂を預る“揺り籠の国”。その1つである「人間が作った道具の魂」のカゴの“番人”の元に、ある1人の少年が迷い込む。ここの魂たちと自分は同じだと言う少年に“番人”は――。 独自の世界観があり、それをクオリティの高い画力でよく表現していると思います。しかし、悪い意味でコマ割りが少女マンガ的で、もっと整理をしてほしかったと感じました。 |
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![]() 交通事故に遭ったいつみは、見知らぬ学校に閉じ込められ、幽霊となってさまよっていた。学校から出るために“大事な何か”を思い出すまで、いつみの姿が見えるという心霊研究部部長・篠原の役に立とうと奮闘するが――。 丁寧に作られたネームで、物語の完成度は非常に高かったと思います。変形ゴマや遊びを取り入れた画面作り、目を飽きさせない努力も好印象。が、キャラのデザインや構図など絵柄に”今”を感じさせる要素が欲しかったです。 |
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![]() 気味の悪いメールに悩まされていた彩名は、イケメンぞろいと噂のオカルト研究会、通称「オカケン」を訪ねる。部長の蓮と部員の颯太は確かにイケメンだが、不思議な雰囲気。彩名は2人からメールの対処法を教わるが――。 “あざとい”ともいえる作品の内容でしたが、アイデアが面白く興味をそそられます。しかし、設定が活かし切れていないため、作品の完成度が低く感じてしまいました。 |
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今回から、青年部門が新設されました。初回という事で、応募総数的には少なめだったと思います。が、内容面では、光る作品が多く、選考委員の、藤沢とおる先生、山崎峰水先生ともに、活発な議論が展開されました。その結果、準グランプリ1名、優秀賞1名、奨励賞1名と3人も受賞することが出来ました。非常にうれしく思っています。しかも、少年部門、少女部門とも違う、青年部門ならではの作品が多く見受けられ、部門新設をした甲斐がありました。次回は、今回以上の良質なマンガを是非、送って頂きたい。新たなる才能に期待します。
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![]() ある日「古書店ナツメ堂」にやってきた注文は、昭和のミステリー王・青山四郎の稀覯本(きこうぼん)の取り寄せだった!! 伝説の本を求めて、青山の墓に入った店主・ナツメと店員・藤村の前に、新古書店の店長扮する古本泥棒が立ちはだかる!! 謎解きに、本にまつわるエピソードを絡ませるなど、演出力が光っていました。構成力も水準以上でテンポがよく、最後まで飽きなかった。もう少し話を広げられるともっと面白くなるはずです。 |
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![]() 彼女いない歴=年齢の俺に、巨乳で超絶美人な彼女ができた!! だが、彼女にはある秘密があった。下半身にとんでもないモノが付いていたのだ! ヘタレな主人公と、可愛いけれど普通じゃない女の子が贈る異色なラブコメ!! 作画力は高く、雑誌に掲載できる水準に達していると思います。18ページという短い尺にも関わらず、よくまとまっています。ただ、話の焦点が絞り切れずに、山場が弱いのが気になりました。 |
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![]() お腹のお肉が大好きな変態・伊庭くん。ランドセルが大好きなちょっと太めの春子ちゃん。町で偶然見かけた春子に抱きつこうと、伊庭くんが春子の後ろに忍び寄る!? 2人のフェチズムが織りなす、変態ラブコメディ!! 独特なタッチとマイナーなフェチズムを題材にとったところに、個性を感じました。ヒロインをあえてかわいくなくしたところも良かった。一発芸に終わらず、今後の作品を期待します。 |
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